てだ桑茶のはじまり

みなさん、こんにちは。

平成24年にてだ桑茶の販売を開始して、お陰様で皆様に少しづつ認知されていると感じております。しかしながら、なぜ浦添市シルバー人材センターが桑茶の事業に取り組んでいるのかという事については、あまり知られていないとも感じております。今回は、浦添市で誕生した「てだ桑茶」の開発経緯についてお話ししたいと思います。

浦添市在住の60歳以上の高齢者の就業をサポートしている浦添市シルバー人材センターでは、てだ桑茶の商品開発を始める以前から行っている養蚕(カイコは桑の葉を食べて成長します)において、1年のうちカイコの飼育に適した5月と10月の春と秋以外は、桑葉は大量に余ってしまうという課題があり、有効利用が求められていました。そこで、ある時桑葉を捨てるのを見かねたシルバー会員さんが「イチャサンさー(沖縄方言で“もったいない”)お茶にしてみようねー」と桑茶の試作をはじめた事がきっかけとなり、商品開発を本格的にスタートしました。

しかし、当センターには商品開発に関して専門的な知識を持っていませんでしたので、3つの機関に相談しました。

桑葉の成分分析や科学的な面での相談を国立沖縄高等専門学校、
開発当初から商品企画および製造技術の相談を沖縄県工業技術センター、
桑木の栽培については、国の研究機関であるの生物資源研究所に相談して本格的な開発にとりかかりました。

各機関の協力を得て、農薬を使用せずに栽培し、沖縄の太陽をたっぷりと浴びた栄養成分豊富な桑葉100%を使用した「てだ桑茶」が誕生しました。

てだ桑茶は、原材料の桑の栽培から袋詰めまでシルバー会員の手によって行われており、地元のおじーとおばーが自信を持ってお届けしています。是非、一度お試し下さい。てだ桑茶は、沖縄県内のスーパー(一部店舗)や沖縄宝島サンエーパルコシティ店にて販売しております。

当センターでは、桑栽培および養蚕を通して「ひとづくり」における高齢者の働く場・生きがい作り、地域資源を活用した学校教育。「ものづくり」における、地域に根ざす産業創出と特産品開発。「まちづくり」における耕作放棄地等を活用した農業の振興。これらを実現する事により浦添市が生み出す「地域力」に貢献することを目的としてこれからも日々活動を行っていきます。