みなさん、何かと慌ただしい師走を元気にお過ごしでしょうか?
前回のブログで紹介した今年の1月に植付けた桑畑のお話の第2弾です。
前回の桑畑は葉の収穫を目的として植え付けられたものです。今回紹介するのは果実を収穫するための桑畑、つまり果樹園です。
葉を収穫する桑畑と果実を収穫する桑畑では、栽培方法が全く異なります。植付け間隔も果実用の畑ではずっと広くなっています。
今年は夏に台風の接近があり、その対策として枝を株元まで切り詰める操作を2回行った関係で、予定していた大きさまで株は育ってくれませんでした。しかし、12月に入っても葉は青々としており、生長を続けています。
また、一部の株に早くも開花がみられ、先週には少しだけですが、果実を収穫することができました。
植付けたその年から果実の収穫ができる果樹は、国内ではシマグワ以外にはほとんどないと思われます。量的にはわずかとはいえ、早期に果実収穫が可能なことは、シマグワの大きな特長です。
ただし、本格的に果実の収穫が出来るようになるのは2年後になります。それまで大切に株を育てていきたいと考えています。
みなさんも桑果実を素材とした製品の本格的な出荷を、楽しみにしていてください。
by Mr. Kuwa